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ケリドウェン

debuffer_01

名前

言語 名前
日本語 ケリドウェン
English Ceridwen

ステータス

項目
コスト 2
HP 2
攻撃力 0
効率 1.00
スキル curse

スキル

アクティブスキル

curse

項目 内容
種別 アクティブ
対象 同行の敵全員

| 効果 | 攻撃デバフ(+1) |

| データ | data/skills/curse.tres |

データソース

  • ファイル: data/units/debuffer_01.tres

  • スプライト: res://assets/sprites/unit_debuffer_01.svg


対応ユニット ID: debuffer_01 グレード: 3 出身地域: ヴァルトハイン ロール: デバッファー


基本情報

項目 内容
名前 ケリドウェン
英語名 Ceridwen
年齢 23歳
身長 167cm
出身 ヴァルトハイン / 森奥の薬師集落「灰枝の里」

性格

一言で表すなら

万物を薬か毒かで測る、森の奥から出てこなかった孤高の呪医。

性格レイヤー

レイヤー 内容
表層 寡黙で冷淡。必要最低限しか言葉を発さず、人の感情より症状に関心を示す。初対面の相手にまず「顔色が悪い」と告げるような人物
中層 実は観察力が異常に鋭い。沈黙の裏で相手の体調・精神状態・嘘をすべて見抜いている。薬を渡す時だけ不器用に「……効くから」と一言添える、ぶっきらぼうな優しさ
深層 夜に抗うために禁忌の毒術に手を出した罪悪感。「癒すために学んだ知識で、呪う側に堕ちた」という自己嫌悪。自分はもう薬師ではなく呪術師だと思い込んでおり、かつての自分に戻れるとは信じていない

口調

項目 方針
人称 自分:「私」 / 主人公:「あんた」
語尾 ぶっきらぼうな常体(「〜だ」「〜だろう」)。感情が昂ると言葉が途切れがちになる。呪術の詠唱時のみ、古語めいた韻律を帯びる
特徴 薬草や毒の比喩を自然に使う(「その傷、腐る前に来い」)。言葉を飾らないが、観察に基づく指摘は的確すぎて相手を怯ませる。褒め方を知らない

台詞例

状況 台詞
自己紹介 「ケリドウェン。……ヴァルトハインの薬師だった。今は、まあ——毒師とでも呼んでくれ」
呪術詠唱(戦闘中) 「灰の根、黒き露、眠れ——おまえの力ごと」
主人公を観察する時 「……脈は正常、瞳孔に瘴気反応なし。あんた、汚染域にこれだけいて無傷か。——何でできてる?」
過去に触れられた時 「薬師……? ああ、昔はそうだった。けど、薬で治せないものに出会った時、人は毒に手を伸ばす。——それだけの話だ」
決意 「毒も薬も、根は同じだ。なら——この手がまだ何かを癒せるなら、もう一度だけ、釜に火を入れてみる」

背景

夜以前

ヴァルトハインはルスフェルド南西に広がる深い温帯森林。木材と狩猟の地であると同時に、森の奥には薬草学の伝統を守る集落が点在していた。ケリドウェンはその最奥、「灰枝の里」に代々続く呪医の家系に生まれた守護乙女である。

ヴァルトハインにおける呪医は、癒し手であると同時に呪い除けでもあった。病を治す薬を調合し、獣害を退ける結界を張り、時には人の悪意から生まれた呪いを解く——その全てが「薬と毒は同じ釜から生まれる」という古い教えに基づいていた。ケリドウェンはこの道に天賦の才を示し、若くして里の長老たちを凌ぐ調合術を身につけた。

しかし、彼女の才能は畏怖も伴った。植物の声が聞こえるかのように薬効を見抜く少女に、里の者たちも距離を置いた。「頼りにはするが、側には寄りたくない」——それがケリドウェンに対する人々の本音だった。彼女自身もそれを受け入れ、森の奥で釜と薬草に囲まれた孤独な日々を過ごしていた。寂しくなかったと言えば嘘になるが、薬草の世話をしている間だけは、何も考えなくて済んだ。

夜の到来と現在

夜がヴァルトハインに到達した時、最初に押し寄せたのは北方からの避難民だった。レインタールやグランデルから逃れてきた人々が、瘴気に蝕まれた体で森に辿り着いた。ケリドウェンは呪医として彼らの治療に奔走した。

しかし、夜の汚染は彼女の知る一切の薬草で太刀打ちできなかった。解毒剤を調合しても効かない。浄化の呪文を唱えても弾かれる。症状は悪化し、目の前で人々が変容していった。その絶望の中で、彼女は禁忌の領域に手を伸ばした——「治せないなら、毒を以て毒を制す」。長老たちが決して開くなと言った古い書物を紐解き、瘴気そのものを材料にした対抗薬の調合を試みた。

その研究は部分的に成功した。瘴気を取り込んだ調合物は確かに変容の進行を遅らせた。だがその代償として、ケリドウェン自身が瘴気に深く侵食された。癒す力は呪う力に反転し、彼女の薬は全て毒になった。そして夜が森を完全に飲み込んだ時、彼女は抗う力を失い、バグの制御下に組み込まれた。

現在、ケリドウェンは「迷いの森」の奥に君臨する、森の主。かつて薬師として里を守っていた少女は、今や森に踏み入る全てのものを呪術で蝕む番人と化している。しかし夜の支配下にあっても、彼女は無意識に古い習慣を続けている——壊れた釜の前で、もう効かない薬を調合し続けている。

ビジュアル方向性

項目 方向性
シルエットキーワード 長身・薬杖。杖の先端に吊るされた薬瓶と乾燥薬草の束が SD キャラで独自のシルエットを形成する
カラーパレット メイン: 深い森緑(HSL ≈ 150°)。夜に沈んだ森の色。サブ: 毒紫(呪術に堕ちた側面の表出)
髪型・髪色 ロング丈 / ストレート / 編み込み(サイドの一房を薬草と一緒に編んでいる)。深い黒緑色
瞳の色 左目: 深い翡翠色(森の色)。右目: 変容により虹彩全体が毒々しい紫に変色。薬師としての目と呪術師としての目の二面性
肌の色 青白い。森の奥で日光を浴びずに暮らしていたため。Alba の健康的な小麦肌との対比
外見上の特徴 長身で細身(167cm)。指先が薬草の染料で常に染まっている。左腕に、瘴気を取り込んだ実験の痕跡として蔦のような黒い紋様が這っている。表情は能面のように乏しいが、薬草を前にした時だけ目が微かに輝く
衣装の方向性 灰枝の里の呪医の伝統衣装をベースに、腰に薬瓶のベルト、背中に折り畳んだ薬草の乾燥棚を背負っている。実用一辺倒で装飾はほぼないが、古い刺繍(里の護符紋様)が襟元にだけ残っている
変容の有無 あり(中度)。左腕の蔦状の黒紋様(瘴気を自ら取り込んだ実験痕)。右目の紫変色。楔の後も消えない。彼女にとってこれは「治せなかった証」であり「自分が毒に手を出した罰」

戦闘スタイル

ケリドウェンは武器を持たない。彼女が携えるのは薬杖——先端に小さな香炉と乾燥薬草の束を吊るした、呪医の道具。

戦場において、彼女は薬草と瘴気を調合した呪霧を焚き、敵の力を蝕む。香炉から立ち上る紫煙は、吸い込んだ者の筋力を奪い、反応を鈍らせ、戦意を削ぐ。彼女自身はこれを「治療の逆工程」だと自嘲する——本来なら体に活力を与えるはずの薬草が、逆転して力を奪う。ATK 0 であるため直接的な攻撃能力はないが、彼女のデバフの下でなら、味方のアタッカーが相対的に何倍もの力を発揮する。

注記: スキルの具体仕様はスキルシステム PRD (#33) で定義する。ここではナラティブ的な戦い方の方向性のみ記述する。

敵対と仲間化

敵対理由

ケリドウェンは自らの意志で敵対しているわけではない。夜のバグに精神を抑圧され、「森を守る」という守護乙女としての本能が歪められた形で発現している。彼女にとって森に入る者は全て「患者」であり、「治療」と称して呪術を振るう——それが結果として侵入者を蝕む攻撃行為になっている。

半ば覚醒した意識の中で、彼女は自分が何をしているか薄々気づいている。しかし瘴気を自ら取り込んだ代償として、内側からの侵食が深く、自力では制御を取り戻せない。壊れた釜の前で薬を調合し続けるのは、「まだ薬師の自分が残っている」と信じたい無意識の抵抗。

仲間化のナラティブ(グレード 3)

討伐後、バグの制御が部分的に解けるが、体内に長期間蓄積された瘴気が一気に活性化し、暴走状態に陥る。自ら取り込んだ瘴気が全身を巡り、制御不能の呪霧が彼女から溢れ出す——彼女自身が「毒の釜」と化す。

本能が「解毒剤」を求める。異世界の存在である主人公の体液(精液)は、ルスフェルドのバグに対する完全な異物質であり、彼女が生涯追い求めた「瘴気への対抗薬」そのもの。暴走した彼女は理性を失い、主人公を押し倒す。「薬師」として叩き込まれた本能が「この成分を体内に取り込めば助かる」と告げている——それは医学的直感であると同時に、もう一人の自分が「助けて」と叫んでいる行為。

楔が成立し正気を取り戻した後、ケリドウェンは薬師として自分の身に何が起きたかを分析する。そして自分がしたことを理解した時、初めて能面のような顔が崩れる。

楔の原理の解明

ケリドウェンはルスフェルドで初めて、主人公にまつわる 2 つの効果メカニズムを分離・言語化する存在となる。

効果 メカニズム(ケリドウェンの分析) それ以前の理解
近接効果 主人公の体から微量に放散される異世界の生体成分が、周囲の瘴気を中和する。希釈された拮抗作用。効果は距離に比例して減衰する アルバは「指揮官の近くにいると楽になる」と体感していたが、原理は不明だった
楔(直接摂取) 精液の体内への直接導入により、瘴気に対する完全な免疫が成立する。拮抗薬の高濃度投与に相当し、効果は永続的 アルバ自身がこの体験をしたが「なぜか分からないけど治った」としか認識していない

「……あんたの体は、瘴気に対する完全拮抗薬を常に微量放出している。だから近くにいるだけで汚染が軽減する。そして直接投与——つまりあの行為——は、拮抗薬の高濃度摂取だ。……この世界のどんな薬草にもない、完全な異物。だからこそ効く」

この解明は、以降の攻略において決定的な意味を持つ。次の囚われた乙女に出会った時、パーティはもう「何が起きるか分からない」状態ではない。「どうすれば助けられるか」を理論として理解した上で戦いに臨む。ケリドウェンの分析は、暴走→楔の過程を「不可解な現象」から「再現可能な治療プロトコル」に転換させた。

全年齢版と成人版の分岐

描写
全年齢 暴走 → 呪霧の描写 → 暗転 → 事後。ケリドウェンの分析的な台詞で場面が戻る
成人版 暴走 → 逆レイプ(CG + テキスト) → 楔成立

主人公との関係性

ケリドウェンにとって主人公は「ありえない薬」。瘴気に一切侵されない体質は、薬師として生涯をかけても到達できなかった答えそのもの。仲間化直後の関心は純粋に学術的——「あんたの体液の成分を分析させろ」。主人公を人間としてではなく、「世界で唯一の対抗薬」として見ている。

しかし指揮官の采配の下で戦ううちに、彼女は気づく。主人公の存在が作る「場」の中では、自分の呪術が副作用なく制御できる。毒にしかならなかった薬が、正しく毒として機能する——つまり、敵だけを蝕み味方を害さない。それは彼女にとって「また薬師に戻れるかもしれない」という、諦めていた希望の萌芽。

パーティにおけるナラティブ上の役割

楔の原理を最初に解明した存在として、ケリドウェンはパーティ全体の「理論家」を担う。

役割 内容
対アルバ アルバが「なぜか分からないけど治った」と感じていた体験に、初めて科学的な説明を与える。アルバにとっては、自分の体に起きたことをようやく言葉で理解できる瞬間
対今後の乙女 次の囚われた乙女を救う際、チームは「暴走が起きること」「何をすれば治ること」を事前に知っている。ケリドウェンが作戦を立て、主人公とパーティが心理的に準備できる
対主人公 主人公の体が持つ力の意味を最も深く理解している存在。「あんたは薬だ。この世界で唯一の」——それは彼を道具として見ているのではなく、彼の存在価値を薬師として証明している

ケリドウェンの知見は、物語の構造を変える。1 面(ケリドウェン戦)までは「なぜこうなるか分からないパニック」。それ以降は「分かっている上で覚悟を決める」戦いへと遷移する。

関係性の方向

「自分を毒だと断じた女が、指揮官を通じてもう一度薬になることを選ぶ」再生の物語。Alba が「弱さの受容」なら、ケリドウェンは「過ちの赦し」。

注記: 親密度イベントの具体シナリオはここでは書かない。関係性の「方向性」のみ。

参照リンク

ドキュメント リンク
キャラクター作成方針 docs/design/character_guidelines.md
ユニットデータ data/units/debuffer_01.tres
世界設定 docs/design/world_setting.md
トーン&マナー docs/design/tone_and_manner.md